2022.09.20 更新
「投資の義務教育」
2022年(令和4年)4月から高校の家庭総合という科目にて
株式や金融商品に関する教育が必修となりました。
先進国に比べ30年ほど金融教育が遅れている日本でやっと義務化されます。
そもそも日本は欧米に比べて金融教育が足りないとよく指摘されます。
金融リテラシー調査2022というレポートにおいては次の様なデータも
Q.金融教育を学校で受けた事がある
日本7%・米国21%
Q.金融知識に自信がある
日本12%・米国71%
Q.長期投資や複利を理解している
日本43%・米国72%
リテラシーレベルの隔たりは大きく、それが両国の資産形成においても顕著な差になっているといわれます。
今回、高校教育の中で義務化されるのは、日本の今後の資産形成に大きな一歩だと私は思います。
なぜなら、将来社会人になりお金を稼ぐようになったとき「貯金」は必要というのは教わっても、本当に正しい「投資」を継続できる社会人は少ないからです。将来を考えた時に日本の超低金利とインフレがリスクであることが資産運用を学び実践することはある意味必須となってくるのではないでしょうか。
日本でも今後、お金の知識を身に付ける事が「当たり前」の世の中になり、ゆくゆくは、投資は学ぶことだけでなく、やること自体も義務化される可能性があると私は思っています。
皆さんはいかがでしょうか?