「もしも働き盛りに働けなくなったら?」
もしも働き盛りに働けなくなったら?
今回は働けなくなるリスクについて考えていきましょう。
働き盛りに病気やケガがもとで働けなくなることは
家族やライフプランを考える上で怖いことです。
家族単位で考えた場合は、現代では共働きが増えていますので
夫だけではなく妻が働けなくなるリスクをどう考えるかの視点も必要になっています。
まず最初に理解すべき、
働けなくなったときのお金について考える2つのこと。
①出費は増えること
②収入は減ること
この2つです。
けがや病気で入院すると支出は通常より増えます。
軽いけがや短い入院に関してはそれほど負担ではないでしょうが、
重いけがや長期の入院では出費は増えます。
1ケ月の負担分として所得に応じて高額療養費制度があります。
高額療養費の限度までは支払います。
つまり通常の生活費より支出は増えるとことになります。
(差額ベッド代や家族の見舞い負担などは別に発生します)
そして働けないので収入は減ります。
もちろん厚生年金に加入していれば傷病手当金が1年6ケ月まで支給されます。
その後、障害状態になれば障害年金に変わります。
しかし現在の給与の全額ではありません。
収入は確実に減ります。
この2つの負担が家族を苦しめる可能性があるということを
理解し、具体的にどうすればよいか先に備えておきましょう。
日本は、公的年金制度があることを踏まえ、
その不足分を自助努力で準備していくことになります。
働けなくなったときに現状の生活ができず、お金の不足額が大きければ、
医療保険や就業保障保険などでしっかり備えます。
皆さんは働けなくなったリスクをどのようにリスクヘッジされていますか?
家族ライフプランの中で最も考えていく必要があると私は考えます。