自然災害に備える習慣を
今年の8月末から9月上旬にかけて、
台風10号の影響で日本列島は大きな被害を受けました。
大雨や竜巻の被害も大きく、
広範囲にわたり冠水や緊急安全確保も発令され、
多くの交通機関がストップする事態となりました。
また、今年の1月には能登半島地震も発生し、
復興までには長い時間を要するまでになっています。
北陸地方にお住まいの方々にとっては
地震の怖さを改めて感じる瞬間でもあったかと思います。
そして、今回の能登の大雨による被害も重なり
心からお見舞い申し上げます。
年々こうした自然災害は増えている印象があり、
自らが予知することは不可能ですが、
万が一のための備えは日頃からしなければならないことを痛感します。
自然災害の発生前後は物流が止まってしまうことも多く、
スーパーなどへの配送が出来なくなるため、
備蓄も兼ねて多くの消費者がスーパーに殺到し
一時的な食料不足の影響も出てきます。
災害のときに慌てて買い出しに行くのではなく、
常に自宅には3日分程度の水や食料があると安心だと言われています。
近年の非常食はどんどん進化しており、
長期保存ができるだけではなく美味しさや手軽さも追及されているので、
日ごろの食事に取り入れるという選択肢もできるようになっています。
備蓄をしながら日常生活で使うという
ローリングストックを定着化されていくことも
これからは必要になってくるのではないでしょうか。
また、自然災害では被害を受けた家屋の復旧にも時間と費用がかかります。
火災保険で全て賄えるというわけではないですが、
まとまった保険金があると突発的な費用負担の軽減にも繋がります。
一方で、火災保険の対象と思っていたが、対象外(不担保)となっていた。
地震保険に加入していなかったというケースもあります。
今一度火災保険の契約内容を確認しておき、
自然災害が発生した際にどこまでが対象となるのか。
どこは対象とならないかを把握しておくようにしましょう。