コラム

Column

眠っているお金ありませんか?

2024年日本のお金を巡る物語に新たな1ページが加わります。
NISA(進化した少額投資非課税制度)が開始されます。
現在、日本の個人資産(約2115兆円)の半分は利率ゼロが
占めています。

日本は、利率ゼロという超低金利、インフレの加速
そして円安の状態です。
国の制度(NISAやiDeco)も整い、
いよいよ貯蓄から投資へと動きだすと考えています。

そんな中で日本人は現金をそのまま抱え込んでしまって
いる現状があります。いわゆるタンス預金です。

皆さん、家で眠っているお金ありませんか?

日本銀行が2022年に発表した2021年の末時点の数字によると
個人を中心に企業や団体など銀行にすらお金を預けず、
現金のまま保有しているお金、
タンス預金が120兆円以上もあります。
小さな国のGDPをはるかに上回る数字です。
それだけのお金が現金で家庭に眠っているのです。

はっきり言ってこのお金はまったく何の意味もありません。
現金のままおいてあるだけでは何の価値も生み出さないからです。
世の中に回してこそお金も生きますし、経済が循環するのです。

また家の中に置くのはたくさんのリスクはあります。
盗難、自信、火災、風水害の前で現金はなすすべがありません。
それに将来のインフレに対しても現金はまったく無力です。

お金は世の中に回してこそ役に立ちます。
貯金、消費、投資、寄付といった手段があります。

世の中に回すから成長して帰ってくる。

私たち日本人は、
お金を世の中に回し、循環させていくことを
真剣に考えていく必要があるのではないでしょうか。

皆さんはどのように考えますか?

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