コラム

Column

万博から考える地球の未来

ついに大阪・関西万博が4月13日からスタートしました。
2005年の愛・地球博に続き20年ぶりに日本で開催される国際博覧会ということもあり、
開催前から関西を中心に非常に盛り上がっている印象がありました。
福井は関西寄りということもあり、その熱気が伝わりやすい地域かもしれません。

初日には心待ちにしていた多くの方が夢洲に集まり、
人気のパビリオンでは数時間待ちの行列も出来ているようです。
ニュースの街頭インタビューを見ていると、3世代で来場された方もいらっしゃるようで、
どの年代であっても幅広く楽しめることも万博の魅力であることを改めて感じました。

昔の万博体験と今の万博を比較した意見を親世代から直接聞くことができたり
今の技術について下の世代が上の世代に教えてあげたりといったことがきっかけで
会話が自然と繋がっていくことも想像でき、
家族総出で出向くことも万博ならではの楽しみ方であるのかなと思っています。

今回の万博テーマは“いのち輝く未来社会のデザイン”となっています。
SDGsについての取り組みも活発化している中で、
企業だけではなく我々個人であっても急速に関心が高まっており、
より良い未来の創造について自分自身の行動を省みる時間が増えているように感じます。

以前の私であれば、最新技術を体感するために足を運ぶといったことが先行していたかもしれませんが、
世の中の流れも相まって万博本来の目的を少しだけ意識した
楽しみ方へと変化できるのではないかと思っています。

今回の万博では全面的キャッシュレスになっており、現金の使用は不可となっているのも特徴です。
さらに万博のデジタルウォレットも登場しており、アプリをダウンロードすることで決済としての手段だけではなく、
楽しみながら活用できるサービスがいろいろ準備されています。

個人的には、この中の機能の一つであるNFTを集められることに関心があります。
NFTという単語自体は耳にしていましたが、実際に見たり購入したことはなく、
なんとなく自分の中でイメージが湧かずにいました。
この万博を通し、気軽にNFTに触れる機会があることでNFTについての興味がさらに強くなったり、
自分でNFTを作ってみたいといった感情も生まれるかもしれません。

日常生活の中だけではハードルが高く手を出しにくい分野でもあっても、こうした機会を上手く活用し、
自分の中に隠れている未知の感情をどんどん探っていくことも楽しみ方の一つかもしれません。

日本で開催される機会は滅多にないことでもあるので、
開催期間終了の10月13日までに実際に足を運び、自分自身で体感し、
未来について考える時間を持ちたいですね。

(Writer AFP 山口泰道)

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