コラム

Column

サイバー攻撃に備えて

KADOKAWAがランサムウエアの攻撃を受けた
というニュースが先日大きく報じられました。
ランサムウエアは身代金要求型のウイルスとされており、
攻撃者がデータ等を暗号化したり盗んだりして
身代金を要求してくるサイバー攻撃となっています。
今回のように、一度攻撃を受けてしまうと
グループ全体に被害が及ぶことにもなってしまい、
被害が大規模化していく傾向にあります。

サイバー攻撃は大手企業に限ったことではなく、
中小企業であっても起こりうるケースです。
近年はデジタル化も進んでおり、電子決済も急速に普及してきました。
今まででは考えられなかったような
膨大な情報を中小企業でも管理しているように思います。

先日、社内でも情報セキュリティに対する研修がありました。
差出人不明のメールを安易に開くということはありませんが、
日頃からやり取りしている企業を名乗ってメールが届いたり、
リンクボタンに隠してフィッシングサイトへ飛ぶように
URLが仕組まれていたりと、
あらゆる手段を使って攻撃を仕掛けてくるようです。

企業としては、万全の対策をとっておくことや
社内教育で社員に対しても定期的に情報セキュリティの
知識を増やしていくことが重要になってきます。
また、万が一情報漏洩などが発生した場合に備えて
サイバー保険に加入しておくという選択も
今後は必要な時代になってきているのかもしれません。

(Writer AFP 山口泰道)

個別相談

お金にまつわる様々な悩みや現在の状態や目的等をお聞きし、将来を見据えた上での解決策や解決の見通しをつけていただけます。
規模の大小にかかわらず、お気軽にご相談ください。