「好き」を深めるセカンドライフ:人生をクレッシェンドする方法
人生100年時代と言われる今、定年後の「第二の人生」は、
もしかすると40年近くも続くかもしれません。
この時間をどう過ごすのか。
考えただけでもワクワクするものです。
日本の男女の健康寿命は、
男性が72.68歳、女性が75.38歳です。(2019年時点)
これは、日常生活に制限のない期間を指します。
体も心も「健康貯金」をコツコツ積み重ねていくのがいいと思います。
そんな中、20年来のお付き合いがある60代の個人のお客様がいらっしゃいます。
この方のセカンドライフが、また本当に豊かで生き生きしているのです。
定年を迎えると同時に会社をスパッと辞め、かねてからの夢だったことに挑戦されました。
なんと専門学校へ入学し、好きな「料理」を本格的に学ばれたのです。
さらに、蕎麦打ちにも挑戦して現在では「蕎麦打ち名人」3段の腕前!
毎年、お会いするたびに新しい趣味や技術を身につけられていて、
私も毎回楽しみなのです。
自宅の畑で育てた旬の野菜を使った料理やスイーツを作って、
家族だけでなく、ご近所や友人におすそ分けされるのもこの方の日常の一部。
手作りのお土産に皆が笑顔になっている様子を見て、
「自分の好きなことを周りの人と分かち合う」
その生き方が、いつも素敵だなと感じます。
ライフプランの話をしても、感謝の言葉が溢れ、
人の良いところを見つけては褒め、気持ちの良いお金の使い方をされています。
こういう方には自然と人が集まり、つながりが広がっていくんだろうなと感じます。
年齢を重ねるごとに、まるで人生そのものがクレッシェンドしていくかのよう。
自分の好きなことを深め、それが広がり、人生そのものが輝きを増しているのです。
皆さんのセカンドライフに大切なものは何でしょうか?
人生の後半をもっと幸せで豊かなものにするために、
ぜひ「好きなこと」と「分かち合い」を大切にしながら、
自分だけのセカンドライフを描いてみてくださいね。