バタバタは前進、うおさおは迷走ー人生に地図を描こう

早くも、2025年6月となりました。
人生計画通りいっていますか?
忙しい日々の中で「何かに追われている」「動いているのに達成感がない」と感じた経験はありませんか?
そんなとき、皆さんは「バタバタしている」のでしょうか?
それとも「うおさおしている」のでしょうか?
この二つの言葉の違いから、人生設計のヒントを考えてみました。
「バタバタ」:目的はあるが、準備不足や時間のなさで慌てている状態。方向性はある。
「うおさお」:目的が定まっておらず、焦りや混乱の中で方向を見失っている状態。
両者の大きな違いは「ゴールがあるかないか」。
将来のライフプランが不明確なまま、ただ目の前の仕事や支出に追われると、
人生全体が「うおさお状態」になってしまう。
目的地がないと、どれだけ動いても「進んだ実感」が持てず、疲弊感だけが残ります。
私達は、目的地があるからこそ、計画の見直しや行動の改善が可能になるし、
現在地から、どうすれば目的地までのいけるかの目標設定ができるからこそ、ゴールできると思います。
人生設計の第一歩は「どこに向かうか」を明らかにすることです。
目標設定 → 現状分析 → 行動計画 という流れが大切なのではと考えます。
ゴールが見えていれば、多少のバタバタはむしろ前進の証です。
皆さんは、今、「バタバタ」していたりしませんか?
たとえ「バタバタ」していても、大丈夫です。
そんなときは深呼吸して、いったん落ちつかせること。
そして事前準備に集中し、前進するイメージでいきましょう。
人生を大きく変えるのは、行動そのものよりも「方向性」
つまりゴール設定ができているかです。
それを基に事前準備ができているかだと思います。
目的地を決めたその日から、人生の地図は描き直されますし、
地図をしっかり描ければ、その地図を基に準備を整え
人生の旅を進むのみです。
皆さんの素晴らしい人生の旅、応援しています。
(Writer CFP 蒲幸恵)