ご相談事例
ご相談内容
【老後の年金が少なくて不安】
今までは子供にお金がかかっていました。老後が心配で今から大丈夫かを知りたい。
(鯖江市/50代女性/会社員)
個別相談会での内容
老後の生活は1人になるため、いくらくらいの金額を準備すればよいか不安になっています。
子育ても終わり今やっと仕事も順調になってきました。これから15年間くらいでお金を貯められる時期だと考えて相談にきました。よいアドバイスをお願いします。
お客様の不安
・老後1人での生活が成り立っていくのか
・ねんきん定期便の金額をみて生活できるのか
・積立投資もしていたが途中でやめていて内容がわからない
・年金保険で準備しているがもうすぐ終わる
・親の介護や自宅の修繕も心配
お客様へお応えしたこと
ねんきん定期便の見方、日本の公的年金制度の説明をしました。
65歳からも年金の内訳(国民年金と厚生年金の内訳)70歳から繰上げ受給した場合の金額などをみながら、現状の生活費や今後かかってくる費用などを確認し見える化しました。生活費やインフレ率は全国平均を参考にしながらより現実的な数字と、お客様の実際の生活費や今後必要なお金を算出し概算しました。
個別相談の面談でわかったこと
面談では、シングルでお二人のお子さんを育ててご苦労をされたこと。
生活費の他に、車の購入、家の修繕費、親の介護費用。また親の介護に関してのご兄弟との話し合いや関係性がわかりました。
その場で、毎月の収支から積立できる金額、ストック金額を確認。そして、65歳からの生活費(インフレ率考慮)と概算でねんきん定期便から年金額を計算しました。
必要な老後の準備金額を出しました。
具体的な数字を出すことで、現状を見ることの大切さんに気づきます。デメリットばかりではなく、メリットも見えてきます。例えば、この方は、お子さんはすで2人とも成人し独立しておりお金面で問題はないこと。趣味にはお金はあまり必要がないことやその趣味が心を豊かにしてくれる時間をつくりだし、心を支えてくれる人脈をつくられていることもわかりました。
そもそも老後の不安の原因は何か?
老後の生活ができないという不安、年金の不安の原因は3つあると思います。
1、まだ経験していないことだから
2、メディアなどでの不安な情報に振り回されているため
3、年金のことを間違って理解しているため
上記について事例も踏まえお話をし、お客様の不安を取り除いていきました。
ご自身の老後の不足額の金額を出したうえ、どのように準備するのかを考えていくステップになります。
そして、
・いつまで働きたいか、実際働けるのかを考える
・公的年金やiDecoの活用
・貯金額と退職金についての分散方法
・老後までの年数が15年という時間と複利運用の活用
これらをひとつずつ確認しながら、次回具体的な提案をすることで、今回の個別相談は終了しました。
~個別相談とは~
個別に面談し、お金にまつわる様々な悩みや現在の状態や目的等をお聞きした上で、将来を見据えた解決策や解決の見通しをアドバイスさせていただく場です。
規模の大小にかかわらず、お気軽にご相談ください。(有料)
お客様の声
具体的な数字で納得できる老後に必要な金額がでてびっくりしました。
どのくらいの額を目指せばいいということも分かりました。
なんとなく銀行で積立もしていますが、もっといろいろ勉強し自分にあった内容で始めたいという気持ちになりました。
もっと早く相談にきていればと思いますが、今からでも遅くないと言っていただき励みになります。