ご相談事例
Consultation case
ご相談内容
【年金受給の開始が間近です】
(鯖江市/50代/会社員)
ご相談の前提
相談者の旦那さんが年金を受給できる年齢が近くなったこともあり
間近に迫った老後期間について、一度しっかりと考えてみる時間を持ちたいと
思われたようで、ご相談の予約をいただきました。
個別相談でアドバイスしたこと
相談者である奥様は、まだ働かれていらっしゃり想定している退職時期までは5年以上ありました。
旦那さんも年金受給を開始できる年齢にはなりますが、
お話をお聞きするとまだお勤めの会社を退職はされないご様子でした。
現在の年金制度においては、老齢基礎年金・老齢厚生年金を繰り下げ受給
(受け取る時期を後ろに遅らせる)することが出来ます。
まだまだ現役として働かれるのであれば、この繰り下げ受給の制度を使うことで、
年金受給率を増加させることが可能であることをお伝え。
いつまで長生きするのかにもよるため、繰り下げ受給が損か得かを一概に判断は出来ませんが、
長生きを想定される場合や収入が現時点で途切れないことを加味すると、
繰り下げ受給も選択肢としては有効であることをアドバイス。
また、旦那さんは企業の確定拠出年金にも加入されているようでしたが
65歳をむかえるにあたって、これまで積み立てていた拠出が出来なくなってしまうこともお伝え。
相談者である奥様は長年、投資をされていらっしゃるため
預金だけで積み立てを続けていってもほとんど貯蓄額は増やせないことは実感されていらっしゃいました。
NISA制度が改正されたこともあり、
旦那さんにも拠出ができなくなってしまった分はNISA枠を活用しながら
投資で運用していくことを視野に入れておくと良い点をアドバイスさせていただきました。
お客様の声
自分たちだけでは老後資金、貯めなきゃね。という焦りだけになってしまい具体的な行動にまで移していくことがなかなか出来なかったですが節目のタイミングで相談したことで、いろいろと決断をしていくきっかけができた点がよかったです。
相談をすることで、自分の中でも整理ができ、良い時間となりました。
相談をすることで、自分の中でも整理ができ、良い時間となりました。