ご相談の前提

50代の会社員の方から、
子供たちも巣立ってきたことで今後は自分たちの人生に
いくらほどのお金が必要になってくるのかを把握しておきたい。
というご相談がありました。

これまで一度もライフプランというものをやったことがないため、
ざっくりとでも良いので、いつどれほどの資金が必要となるのか。
これまでの貯金を取り崩しながら生活はできるものなのかを把握したいご様子でした。

個別相談でアドバイスしたこと

まずは奥様も同席のもと、現状を細かくヒアリングしながら家計の収支を確認いただきました。
家計のやりくりは全て奥様に任せていらっしゃるという方も少なくないため、
こうした場で改めて毎月いくらほどの支出があるのかを洗い出すことで、
ご夫婦の中でお金の価値観をすり合わせていただく時間にもなります。

また、ご家族それぞれの趣味や目標、理想とする生活なども打ち合わせの中で確認しながら進めていきます。

そのため最終的なライフプラン表の作成までには
3回～5回ほど打ち合わせを重ねながら少しずつ完成させていきます。
将来については、不明確なことや予想外の事態も多々発生するものですが、
予め決まっていることを入れ込み、大よそのプランを立てておくことでお金の不安を軽減できることにも繋がります。
・いつまで働くとご自身が納得できる生活を維持できるのか。
・夫婦二人で老後は生活が可能なのか。
・老人ホームへ入るための蓄えは準備しておくことが出来るのか。
など悩みや不安は人それぞれですが、
ご自身のライフプランを作成しておくことで、明確になることもあります。
節目のタイミングで作成や見直しをしていくとよいですね。