ご相談事例

Consultation case

ご相談内容

【そろそろ終活として本格的に財産整理をしたい】

(坂井市/80代/男性(地主))

ご相談の前提

80代のご相談者様は
「今までなんとなく相続対策をしてきたが、そろそろ終活として本格的に財産整理をしたい」
とのご希望がありました。
財産が原因で家族間でもめることがないよう、しっかりと準備を進めたいとのお考えです。

ご相談者様は、土地や金融資産をある程度整理され、相続税の概算もご自身で出されていました。
しかし、娘さんには財産の全容を話していなかったため、
この機会に一緒に同席して話し合いを進めたいとのご要望がありました。

個別相談でアドバイスしたこと

ご相談時には、整理された財産一覧をお持ちいただきました。
土地の評価も含め、非常にきれいにまとめられており、こちらでの相続税試算もほぼ同じ結果に。
納税資金も準備されているため、課題は「円満な分割」が中心となりました。
娘さんにとっても、相続と贈与の関係や総額について理解が深まる良い機会になり、
お父様の「家を継ぐ長女に財産を引き継がせたい」との意向も、直接伝えることができました。
一方で、長女様は「仲の良い家族関係を壊すことなく、妹にも財産を渡してほしい」と希望。
そこで、相続人の意向を明確に伝えるための2つの方法をご提案しました。

1、遺言書(自筆または公正証書)
2、生命保険

特に生命保険については、以下の利点を説明しました。

• 保険金は受取人にのみ支払われ、遺産分割の対象外であること
• 保険非課税枠を活用することで、効率的な相続対策となること
金融資産も豊富にお持ちで、保険の非課税枠も未使用だったため、
まずは生命保険を活用する方向で対策を進めることになりました。
また、80代でも加入可能な一時払いの保険があることをお伝えし、
数社のプランを提案することをお約束しました。

お客様の声

ありがとうございます。長女と相続の話ができ、長女の希望も聞けてよかったです。
次女に確実に財産が渡るのであれば、まずは保険で対策したい。年齢的に加入できる保険があればお願いしたいです。
遺言についてはじっくり考えながら、また相談させてください。よろしくお願いします。

個別相談

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