ご相談事例

Consultation case

ご相談内容

【自分たちにとって最適なお金の貯め方がわからない】

(福井市/50代/パート)

ご相談の前提

相談者は50代のパート勤務の女性。
家族構成は会社員として働いているご主人と中学生のお子さん2名の4人家族。
新NISAが始まったことを機にパート仲間でも
老後や子供の教育資金について話すことが以前よりも増えてきたようです。
色んな話を聞くと結局何から始めればよいのかわからなく、相談にのってほしいというご依頼でした。

個別相談でアドバイスしたこと

相談をお受けする際に、まずは目的を明確にすることをお伝えしています。
ご相談者の場合は、教育資金については既に学資保険や祖父母からの援助もあり、
まとまった資金のご準備は出来ていました。
そのため、ご夫婦の老後資金にフォーカスし準備を開始していくことをお伝え。
ご相談者はパート勤務をされており、
旦那さんの扶養の範囲内で働くように調整されていらっしゃるようだったので、
令和5年10月より年収の壁に関する対策が政府より出ており、
一定の要件を満たした企業に対して助成金が支給されるようになっています。
直接ご相談者が受け取れるわけではないですが、
企業によっては社会保険適用促進手当を従業員へ支給するケースもあります。
お勤め先に一度確認されると扶養の範囲を気にせず働くことが可能となり、
結果的に手取り額が増えていく可能性がある点をお伝えしています。
また、お子さんの手も離れることが5年以内には想定されるようだったので、
正社員として勤務し年収を増加させていくことも働ける世代にとってはポイントになる点をお伝え。
また、相談者とご主人の源泉徴収票を確認させていただいたところ、
ご主人の源泉税額において使える控除が増えると納める所得税や住民税が軽減される余地があることが判明。
そこで、iDeCoを活用し老後資金の準備を開始することで、
掛け金が毎年の所得控除に使え、所得税や住民税が軽減されることをアドバイス。
よく耳にするようになったNISA制度が良いのかと思っていたようですが、
老後資金の準備を目的としていくことや、
ご夫婦の現状を踏まえるとiDeCoを活用していくメリットがあると感じられたようです。

お客様の声

“お金を貯めないと!”という不安ばかりがあり、漠然としていましたが今回相談したことで老後資金準備という目的ができ、そこに向かって現状使える制度を活用することがわかりスッキリしました。
また、働けるうちに手取り額を増やしていくという視野を持つことで、お金の不安を軽減できるようにも感じました。

個別相談

お金にまつわる様々な悩みや現在の状態や目的等をお聞きし、将来を見据えた上での解決策や解決の見通しをつけていただけます。
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