ご相談事例
Consultation case
ご相談内容
【老後は健康面でお金がかかる】
(越前市/50代/主婦)
ご相談の前提
お若いときに、死亡保障や医療保険などにはしっかりと加入されており
最低限度の保障は既に確保されていらっしゃいます。
ご自身が60代も目前になったこともあり、
万が一のため・老後のためにと準備しておいた保険が
これでよいか少し不安になってきたようで、
一度中身を見て欲しいと依頼を受けました。
個別相談でアドバイスしたこと
相談者のお子さんも無事自立され、教育費関係が発生することはないため、
今後はご自身の老後資金にお金がかかる時期となります。
お若いときに複数の個人年金にも加入されており、
受け取り開始時期についても上手く分散されていらっしゃいました。
何事もなければ、これまで貯めてこられた預貯金や公的年金、
上記の個人年金などを使いながら生活をしていくことで問題はありませんでした。
一方で、老後は健康面でお金が予想以上に必要な時期にもなってきます。
短期の入院や通院であれば、さほど大きな出費にはなりませんが、
万が一ガンになると治療期間も長期間に及びます。
また、介護が必要となってしまうケースもやはり多いです。
デイサービスやホームヘルパーを活用している方も
高齢化社会の日本では年々増加しており、
ご相談者の親族にも介護が必要な方が実際にいらっしゃり、
その大変さは実感されていらっしゃいました。
公的介護保険の制度も2000年にスタートしていますが、
全ての費用を公的介護だけで賄うことは難しく、
手持ち預金からの持ち出しでやりくりされることもあります。
介護期間が長期化する傾向にある今、
民間の生命保険会社が販売している介護保険にも加入しておくという
選択肢も持っておくことで、
軽度の介護状態でも給付が受けられる商品も各社登場しているため、
検討されると良いことをアドバイスさせていただきました。
お客様の声
老後の時期には、これまであまり想定していなかった健康面の問題がどんどん出てくることを改めて実感しました。そのときに、費用の面で家族にも迷惑がかからないよう、民間の介護保険を活用しておくという選択肢は持っておこうと思いました。