ご相談事例

Consultation case

ご相談内容

【財産について分け方などを決めておきたいので相談したい】

(県外/60代/管理職)

ご相談の前提

福井にご両親がおられ相続対策をさせていただいています息子さんからのご相談です。
ご両親の相続対策はほぼ完了し、実は自分自身にも資産があり、
急な相続など起きると家族が困るであろうし、分け方で子供たちが揉めてほしくはないということから
個別相談のお問合せがありました。

個別相談でアドバイスしたこと

まずはいろいろご質問をさせていただきました。

Q,なぜ今財産の分け方などを決めておきたいと思われたのですか?
「実は今年に同僚で急な病気でなくなった人がいたこともあり、
自分も出張も多く事故も含めてそろそろ財産の分け方をきちんと決めておきたい」ということでした

Q,ご家族で相続のお話(財産をわけるといった)を今までされたことはありますか?
「親とは相続の話はできるが、自分の子供とはしたことはない。
しかし成人しているため、財産分けは均等にしてほしいようなことを冗談かもしれないが、いわれている。
妻とはお金や財産の話はしてこなかった。年齢的にそろそろしてもいいかと思っている。」

Q,ご自身の財産などは整理されていますか?
「ざっくりとはわかっているが、きれいに整理はしていない」

Q将来どのような暮らし方やお金と使っていきたいですか?
親の介護が必要になったらしばらく福井に住んで自分たち夫婦で介護したい。
暮らしは、田舎と都会半分ずつ、また海外にもしばらく夫婦で住んでみたい。
子供たちは、福井の田舎暮らしはできないため、将来不動産は手放したい。

60代になってもう今後のセカンドライフの暮らしを具体的に考え、
相続や親の介護についても考えていきたいとのことでした。
財産の中の証券、保険も含め整理していきたいということで、
まずは財産の把握と相続税をみてみることになりました。

ご本人も相続税がかかる可能性が高く、奥様ももしかするとかかる可能性を考えて、
ご夫婦で相続の話をするきっかけにしていただきたいとお伝えしました。

基本的な3つの納税資金対策
・納税資金対策
・財産分割対策
・評価減対策

上記を時間をかけてやっていくことが大事であり、ご夫婦どちらの対策も必要です。
まだご両親の相続はまだ終わっていない中で
ご両親の財産も考慮したものも含め相続税を考えていく必要性をお伝えしました。

分け方については、分けやすい財産と分けにくい財産をどう考えていくか。
また手段としては、遺言と遺産分割協議の違いなどをお伝えし、遺留分についてもご理解いただきました。

親の介護はある可能性もあるが、夫婦2人でのセカンドライフについて実現に向かって計画をたてていきたい。
相続の課題(子供への財産分割、田舎の不動産の分け方、)を
奥様も含めて話を共有していきたいということなのだろうとお話をお聞きしながら思いました。

次回奥様とお二人で相談にきたいということと、2人の相続対策をやっていきたいので
お手伝いしてほしいとのことになりました。
また奥様のセカンドライフの考えもきいてみたいということでした。

今回は、上記で終わりました。
また別日で奥様含めお話しお聞きし具体的なご提案をさせていただくこととなりました。

お客様の声

ずっと気になっていたが、自分のことは後回しになって優先順位が低かった。
周りをみたときに、きちんと相続を考えていないといけないと思ったことがきっかけだったが、話をしながら夫婦の老後はどのような暮らしをしていきたいのか具体化したいと思った。相続に関しては、自分たちだけではどうしてもアイディアが少なく不安に思っていた。できるうちに相続課題はひとつずつクリアし妻も含めてこういった話をしていきたいと思いましたので、引き続きよろしくお願いします。

個別相談

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