ご相談事例
ご相談内容
【両親の相続から、自分たちの夫婦の相続まで考えていきたい】
(県外在住/60代/経営者)
ご相談の前提
現在は都会に住んでいるが、両親が福井に在住。不動産が多くあり心配。
また子供たちには均等に財産を渡したいご希望。
60代となり現役の経営者でもあるため相続対策をしていきたいというご相談。
現在両親(80代)の相続は終わっていない。
この方自身は自分でつくりあげた財産があり概算でも相続税はかかる予想。
都会に住んでいる子供のたち(30代)は福井の不動産には興味がない。
個別相談でアドバイスしたこと
まずは、ご両親の相続時の課題の確認に入りました。
相続対策については遺言も含め手を打っておられます。
しかし、細かな部分は忘れてしまっている部分もありました。
振り返りは定期的に大事ですねといわれていました。
不動産の心配とは、認知症になったときの管理、売却、賃貸の契約関係まで多岐にわたります。
この点は、家族信託も含め検討することをお伝えしています。
それから、『ご自身の相続のときにどのようにされたいですか?』とお聞きしました。
ひとつめは、子供4人に均等に分けたいこと。
(不動産もあり均等に分けられない場合の対策を考えていきたいとのことです。)
ふたつめは、納税資金をしっかり確保したいこと。
まずは、財産診断をして現段階の分け方、相続税を概算で整理をしました。
都心の不動産、株式、保険金、現預金に分かれます。
またご両親の財産もほぼ長男である相談者に入るため、
ご両親の財産もいれて考えていくことをアドバイスしています。
また二次相続の可能性のある奥様の財産についてもお聞きしました。
実際奥様の財産は分からないようですが、
ご相談者のお話から、奥様の職業から高収入が予想されました。
相談者が亡くなっても妻はしっかりやっていける財力はあるとのことでした。
二次相続、逆転相続のシミュレーションの必要性、また重要性をお伝えしています。
自分だけではなく夫婦の相続については
大変だけど今やっていかないと後回しになりそうだとのことで
実行する方向性となりました。
財産の半分以上を占めるのが不動産(都心と福井)です。
不動産を中心とした財産の分け方
そして納税資金対策をやっていくことで今回は終了しました。