ご相談事例
ご相談内容
【2人暮らしで親が急に亡くなり、相続や今後の自分のことも相談したい】
(敦賀市/40代/会社員)
ご相談の前提
・生活に不便な場所に父と二人暮らし
・急に父がなくなり財産整理が必要になった
・相続と今後の自分の生活についても見直したい
個別相談でアドバイスしたこと
まずは急なご逝去を悼み、心からご冥福をお祈りしました。
お父さんの財産整理はきちんとできており、不動産と現預金、保険のみでシンプルな財産でした。
相続人の数やほかに負債などないか確認の上、相続税がかからず、
相続手続き(登記や保険等金融機関)を順番に進めていかれるとのことでした。
また、田舎の不動産のご相談がありました。
生活に不便な場所に現在の住居があり、建物も古く、相続を機会に
実家を壊して更地にしたいご相談でした。
そして、ご自身は少し人口の多い町の方にでる予定だとのこと。
生活のしやすさや職場に近い場所、利便性の良い場所に新居を
構えたいご希望でした。
相談者は1人暮らしを想定し、今後の生活や急に亡くなった場合などの
こともご相談がありました。
今後の生活に関しては、ライフプラニングなどで資金計画をすることと
急に亡くなる場合についての手順をお伝えしました。
本来であれば、公正証書遺言や自筆遺言ですが、財産を分ける人がいない点や
エンディングノートもボリュームがあるとのことで却下。
弊社で、「もしものときの覚書」というひな形を見せたところ非常に
ご関心をもっていただきました。
分け方ではなく、今自分がどこの金融機関に資産があるのか。
親族の連絡先や、急な介護状態などの本人の希望などをまとめたものです。
またデジタル化の時代にパスワードや金庫の鍵などの
管理なども記載しておける覚書です。
簡易的な書類ではありますが、重要事項をまとめており
今後の人生をしっかり見つめ直してもらうことになります。
自分のこれからを考える上で、まずは急なことになったときの
身の回りの整理からしていきたいということで、
ひな形をお渡しました。
一度ご自身で今後の事を考え、
ひな形をもとに整理をしていただくことになりました。
さらに田舎の不動産については、ご親族の方と相談し、
しばらくしたら解体費の見積もりなど出してもらい、
業者比較や補助金申請ができればしていくとのことでした。
実家の解体や売却、そしてそこに伴う税務もあり、
引き続きご相談をいただけるようお伝えし、個別相談会は終えました。
お客様の声
相続後、何もわからなかったので説明してもらい安心した。
自分のこれからのことも、覚書を通して終わりから考えることで
整理できそうな気持ちになった。