ご相談事例

Consultation case

ご相談内容

【退職金を受け取り今後のことを相談したいです】
預金にいれたままになっていて、今の段階では何も使う予定がありません。

(福井市/60代/会社員)

個別相談でわかったこと

・お子さんの独立支援を考えていること。
・ご両親の介護や相続についても考えていきたいこと。

個別相談会にてお客様にアドバイスしたこと

何も使う予定はないとのことですが、今後の生活環境の変化や年金収入についてご家族全般のライフプランをお聞かせいただきました。
企業年金や貯蓄や公的年金もあり、月の赤字にならず生活でき、余裕資金もあることもわかりました。

ご家族のこと、住居の状況、健康状態、定年後の生活スタイルの変化などお聞かせいただきながら、
今後奥様と旅行や趣味の時間に自分の時間をまわしたいとお話いただきました。

またお子さんの独立支援の話がありました。
住宅を建てると同時に独立もされるとのことで、どのくらい支援すればよいか、税金などの確認がしたいとのことでした。
住宅資金贈与や暦年贈与、相続時清算課税制度などのお話をさせていただき、参考資料をみながらご説明しご理解いただきました。
税金については、親の側面、息子の側面からどのような税金がかかるのかをイメージしていただきました。
息子とも相談しながら、具体的になった段階でまた相談したいとのことでした。

これまで弊社で投資経験がある方でしたので、現在までに投資で様々な経験を積まれていることが強みであるとお伝えしました。
ただ、積立投資のみでしたので、一気に大きなお金を投資されるには、どうしたらよいかとお悩みのご様子でした。

退職金の運用に関しては、
お客様の全体資産を拝見し、退職金の一部を資産分散として債券運用を考えておられ
安定運用をご提案することで全体バランス、リスク許容度、年数などを考慮し、債券について
ご説明しました。

債券は、発行体の格付け、途中の流動性はありますが
金利が上がれば価格は下がることが金利が下がれば価格は上がる性質があること。
また発行体が倒産しなければ満期まで持てば利息と元本が戻る商品であります。
海外の債券はこれに為替リスクが伴います。

安定運用したい老後の資産分散のひとつに債券運用は検討していくとよいでしょうと
アドバイスしています。

最後に、一番の心配事である、ご両親の介護や相続についての思いをお聞かせいただきました。
それがいつなのかは予測できないからこその備えが必要です。
ご両親の年齢からみていつ介護の課題がでてくるかわからないけれど、準備をしておきたいとのことでした。
この部分は、次回、相続対策のご提案を別途差し上げる方向となりました。

お客様の声

退職金のことばかり考えていましたが、今後自分がどんな生活や老後を送りたいかを考えるきっかけになりました。
まだまだ若いつもりではいますが、両親や子供のことも具体的に考えていく背中を押していただけたように思います。
ありがとうございました。

個別相談

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