ご相談事例

Consultation case

ご相談内容

【親の資産である不動産を兄妹と共有名義でもつことのデメリットがあれば教えてください。】

(越前市/50代/経営者)

ご相談の前提

まだ相続は起きていないが、親の不動産が多く管理も大変なので
兄妹で共有で持つことも視野に入れているとのこと。

個別相談会でアドバイスしたこと

不動産を共有して持つことは、いくつかのデメリットがあります。

・売却がしにくくなる(全員の合意が必要)
・維持管理がしにくい
・有効利用しにくい
・時間とともに共有者や問題が増える

メリットは、遺言がない場合遺産分割協議をするときに、
とりあえず相続人同志のいさかいを避けることができること
くらいでしょうか。

とりあえず問題が増えるだけで、あとあと不安要素やトラブルのもとを残すことになると考えており、
私たちは共有はお勧めしておりません。
共有ではなく、土地ごとに所有者を決めていく方法
がよいと考えますとお伝えしています。

今回のご相談では、不動産の割合が多いということで、
売却してもよい土地、残したい土地、有効利用できる土地(所得が発生している)に分けていただき、
資産分析していくことをお伝えしました。

またお父様がお子さんたちにどういった分け方をしたいのかのご希望もお聞きしました。
不動産の中には、有効利用している土地もあり、毎月のキャッシュフローに余裕があることもわかりました。
生命保険などで遺産分割資金の準備していくことなども含め
しっかりと全体最適に向けて全体資産の見直しに入っていくことになりました。

お客様の声

安易に共有で持つというのは、あとあとトラブルになることも理解できました。
しっかり資産全体を考えて、今後の相続に向けて全体最適になるようにアドバイスいただければありがたいです。

個別相談

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