
ご相談事例
Consultation case
ご相談内容
【会社役員の大きな悩み~非上場株式問題~】
(鯖江市/70代/会社役員)
ご相談の前提
会社の役員をされている方からのご相談です。
ご相談者より自分の年齢も70歳を超え、あと1年もしたら役員を退任することで決めているようでした。
会社のことは、後継者もいるし心配はしていないが、
ご自身が持っている会社の株式についてずっと気がかりになっているとの事でした。
これまで先延ばしにしてきたが、いよいよ本格的に何かしなければと思い立ち具体的な行動をしていきたいご様子。
個別相談でアドバイスしたこと
ご相談者はこの会社の多くの株式を保有されていますが、現在の株価は不明であったため、
まずは株価評価を行い実際にいくら程の価値であるかの算出から始めましょうとお話ししています。
過去の資料も非常に綺麗に整理されており株価算出まではスムーズに実行でき、
これを起点にご相談者に万が一が発生した場合には、相続税がどれほど発生するかを試算しています。
具体的な金額を提示したことで、今まで以上に急に現実味が出てきたとのことでした。
会社の非上場株式の割合が大きかったため、
株式を引き継ぐ方が納税資金に困る可能性が出てくることが見えてきました。
また、家族構成をお聞きした上で簡易家系図を作成し、打ち合わせをしていく中で、
ご相談者の考えも一緒に整理する時間を持つようにしました。
もともとは株式問題のみとのことでしたが、複数回の打ち合わせを実施していく中で、
ご相談者が実は一番気にされていた、どの財産を誰にどのように渡していきたいのかを真剣にお考えいただく
時間となりました。
現時点で対策の実行までには移っていませんが、
これまで先延ばしにされていた課題に対し、
ようやく真剣に向き合える気持ちになってきたとのことでした。
お客様の声
株価評価を行ったことで、まずは漠然としていた金額が明確となり一つスッキリとしました。
ここからが本当のスタートではあるかと思いますが、家系図を用いての打ち合わせをする中で、モヤモヤしていた部分も少しだけではあるが、先が見えてきたように感じています。
ここからが本当のスタートではあるかと思いますが、家系図を用いての打ち合わせをする中で、モヤモヤしていた部分も少しだけではあるが、先が見えてきたように感じています。
